親のお金と子供の自立。

 
お正月はクラス会のほかにも、18年ぶりの友人に会う機会がありました。

 
彼女は昨年12月にお母様を亡くしたばかりで、ワタクシは葬儀に参列できませんでしたので、帰省の機会にお焼香と、久々の再会のため、彼女のお母様が生前お住まいだったお宅へお邪魔いたしました。
 
お互いが元気だったことを喜び、お母様の御不幸を慰め、長期間の看病を労いながら、小1時間ほどお話をいたしました。
 
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その中で、彼女が今一番気に病んでることが、お母様の残した遺産の兄弟での分割についてのようでした。

 
まだ49日法要までは日がありますが、すでに揉めはじめ、お母様がご存命だったときに決めたことに、兄弟が異議を唱え出し、泥沼化しそうな気配だというのです。
 
18年ぶりの再会で、ちょっとヘビーなお話に、ワタクシも聞く事しか出来ませんでしたが、
 
友人はバツイチの独身。お子さんはおりません。その結婚生活は2年ほどだったかと記憶しております。彼女が大学に入り、40代後半の現在に至るまで、結婚していた2年間を除いて、お母様から彼女への仕送りは、毎月かなりの額で続いたコトは知っております。
 
ワタクシはそれは口には出せませんでしたが、恐らく今回の遺産相続の揉め事は、この部分が根っこにあるような気がいたします。

 
三人兄弟の中のたった一人の女の子だった彼女を、お母様は最後まで頼りにしていたのだと思いますし、母と娘の関係は濃いものです。おそらく2人の弟さんが割って入ることなど出来ない強いものだったと予想できますが
 
今となっては、彼女一人が社会人となってからも、お母様から仕送りという形で受けた数千万円は、弟さん達には到底受け入れがたいコトなのもかもしれません。

 
お金が全ての愛情表現ではありませんし、それぞれの子にかかる教育費は平等というわけにはいきません。
でも親からの愛情は兄弟平等に受けたい・・・ワタクシはそう思いますし、子を持つ親としての責任として、そこはとても重要だと思っております。
 
兄弟を同じように愛し、一人一人の子供の自尊心と自立心を育てる為に、無償の愛を注ぐのが子を持つというコト・・・ワタクシは子供がいませんが子育てとはそういうことなのでは、と思っております。
 
彼女へのお母様からの仕送りが、大学時代で終わっていたのなら、この揉め事はおこらなかった気がいたします。
 
このような問題が兄弟仲良くスッキリ片付くなんて、奇跡みたいなものなのかもしれないと、お正月帰省から2週間がたとうという今もそんなことを思っております。
 
彼女のこれからの暮らしが、安定した、心地よいものとなりますことを、願わずにはいられません。

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